
◆ 財務省の「見えない支配構造」
なぜ日本政治は、国民生活より「増税」を優先するのか。
その背景には、財務省が握る圧倒的な権限があります。
- 予算編成権
各省庁の予算要求を最終的に裁くのは財務省。国債発行を厳しく制限し、税収ベースでの配分を優先することで、財務省は「国家財政の舵」を完全に握っています。 - 国債管理権
財務省は国債発行の上限をコントロールし、政治家が景気対策や国民支援を目的に国債を発行しようとしても「財政規律」の名の下に拒むことができます。 - 人事と天下りのネットワーク
退官後も金融機関や関連団体に天下り、官僚ネットワークで政治家や経済界を縛り続けます。
つまり、たとえ総理大臣が代わろうとも、
財務省の「国債封じ込み・増税路線」に逆らえなければ、
日本の政治は本質的に変わらないのです。
◆ 自民党総裁選と二人の候補
- 高市氏:保守色を前面に出し、憲法改正や防衛強化を訴える。しかし最大の課題は「財務省支配を突破できるか」。本物の保守を名乗るなら、財務省路線からの脱却が試金石となる。
- 小泉氏:若さと改革志向を武器に、国民にアピールする力は強い。ただし父親の「構造改革路線」を踏襲する可能性が高く、財務省との対立は避け、むしろ協調する可能性が大きい。
この二人の争いは、単なる「世代交代」ではなく、
「財務省に従うか、挑むか」の分かれ目になるでしょう。
◆ 新保守勢力 ― 参政党と日本保守党の違い
ここで注目されるのが、自民党を見限った有権者が流れ始めている 参政党 と 日本保守党 です。
参政党の特徴
- 教育の刷新(歴史教育・食と健康・情報リテラシーの強化)
- グローバル資本からの自立
- 地方分権と国民の自己決定権を重視
👉 国民に「意識改革」を求める姿勢が強く、長期的な国民力の底上げを目指す。
日本保守党の特徴
- 皇室と国体を守るという明確な「保守の軸」
- 外交安全保障での強硬姿勢
- 移民・外国人政策への慎重な立場
👉 国民にとってわかりやすい「保守の旗印」を掲げ、自民党が失った象徴的な保守イメージを奪いつつある。
◆ 今後の展開予測
- 財務省路線を継続するなら自民党の支持は急落
「増税ばかり」という国民不満が爆発し、選挙での議席減少は避けられない。 - 参政党・日本保守党が“受け皿”として台頭
参政党は「新しい社会モデル」を、日本保守党は「伝統的保守の旗」を掲げて、自民党から離れた保守層を吸収する。 - 政界再編の可能性
自民党の一部若手議員や、財務省依存に不満を持つ勢力が分裂・合流し、新しい連立保守勢力が生まれるシナリオも十分あり得る。
◆ 結論 ― 国民の審判が迫っている
国民が求めるのは、負担増でも財務省支配でもありません。
**「未来に希望が持てる政治」**です。
自民党が財務省依存から抜け出せなければ、
国民は参政党や日本保守党に希望を託し、
結果として “保守の主導権”が完全に入れ替わる時代 がやってくるでしょう。
👉 この流れを一言でまとめるなら、
「財務省と決別できるか否かが、日本の政界再編を決める」
ということです。
本日は以上です。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。