行政書士試験

行政書士試験 記述の解答 問題45

投稿日:2020年11月22日 更新日:

こんにちはTAKASUKEです。

いつもお読みいただきありがとうございます。

本日は問題45についてです。

第三者詐欺の事例になります。錯誤も考えられる内容です。

爆弾がいつ爆発するかわからないということで2分の1の値段で売却したという

事例です。取り消しできるか?ということですが、

CがAを詐欺したことをBが知っているか、知ることができるのなら、

Aは取り消しできます。(民法96条2項)そこで、

第三者詐欺

・詐欺の事実はある。

・欺こうとする意思はある。

・売却させようとする意思は明らかではない。

「第三者詐欺による契約の取り消しは、BがCの詐欺の事実を知ることができなければ、できない。」

「BがCの詐欺について、悪意又は善意有過失のときに限り、Aは契約を取り消すことができる。」

文章を短縮するのに時間が掛かりますね。

錯誤

法律行為の目的

 あてはまる

取引上社会通念に照らし重要か

 あてはまる

その事情が法律行為の基礎とされていることが表示されているか

 あてはまる

重過失は書いていないが、両者とも錯誤であれば取り消すことはできる。

「契約から1年経過しているだけなので、第三者詐欺又は錯誤により契約を取り消すことができる。」

本日は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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