
行政書士試験まで残りわずか。
「インプットは一通り終わるけれど、9月になってしまう…」
そんな不安を抱えている方は少なくありません。
しかし安心してください。
実はこの時期からの勉強こそ、合否を大きく分ける“勝負の時間”です。
ここでは、9月から本試験までを 合格に直結させるための効率的な勉強法 をお伝えします。
1. インプット完了=スタート地点に立っただけ
9月でインプットが終わることを「遅い」と感じる方も多いですが、
実際はそうではありません。
行政書士試験は範囲が広く、誰もがすべてを完璧に覚えきれない試験です。
だからこそ大切なのは、「使える知識に磨き上げる」こと。
ここからは、知識を“確認・定着・応用”に変える作業に集中しましょう。
2. 「アウトプット重視」にシフトする
残り時間で最も効率的なのは 過去問演習+弱点潰し です。
- 過去問は10年分を最低2周
解けなかった問題には必ず印をつけ、3回目以降はその部分だけを重点的に解き直す。 - 肢ごとに理解を確認
正解・不正解にかかわらず「なぜその選択肢が正しい(誤り)なのか」を説明できるようにする。
ここで「考える力」を養うことで、初見問題にも対応できるようになります。
3. 弱点克服は“範囲を絞る”
時間が限られている以上、完璧主義は禁物。
行政書士試験は 出題傾向が偏る科目 があるため、次のように優先順位をつけましょう。
- 民法・行政法 → 配点が大きく合否を決める科目。最優先。
- 憲法・商法会社法 → 頻出論点を押さえる。細部は捨ててもOK。
- 一般知識 → 足切り対策として新聞や過去問演習で幅を広げる。
“全部をやる”ではなく、**「点数に直結するところから潰す」**のが逆転合格の鉄則です。
4. 本試験を意識したシミュレーション
過去問や模試を使って、本番の時間配分を必ず練習しましょう。
- 3時間の使い方をシミュレーション
- 解く順番(行政法→民法→憲法→商法→一般知識)を自分なりに決める
- 1問にこだわりすぎないクセをつける
試験は知識量だけでなく、戦略の有無で結果が変わります。
5. 心理戦に打ち勝つ
9月以降、多くの受験生が「焦り」と「不安」に悩まされます。
ここで重要なのは、**「不安=まだ伸びる余地があるサイン」**と捉えることです。
- 朝は「短時間復習」で安心感を作る
- 夜は「弱点潰し」で1日の成果を実感する
- 定期的に模試や過去問を通じて「できるようになった」体験を積む
精神面を安定させることも、最後の逆転合格には欠かせません。
まとめ
9月以降の勉強は「量」ではなく「質」が勝負です。
- インプットは終わり、ここからが本当のスタート
- アウトプット重視で知識を使える形に
- 弱点は範囲を絞って克服
- 本試験を意識した時間戦略を確立
- 不安を力に変える習慣をつける
この流れを意識して取り組めば、11月には「合格できる手応え」をつかめるはずです。
👉 TAKASUKEブログでは、これからも行政書士試験に挑む皆さんを全力で応援していきます。
あなたの9月からの努力は、必ず本番で報われます。
本日は以上です。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。