行政書士試験 勉強法

【行政書士試験】9月の模試で何点なら合格圏?点数より重要な「模試の正しい分析方法」

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「9月の模試で思ったような点数が取れなかった……」

「この点数で本当に合格できるの?」

「周りは180点、200点取っているのに、自分は全然届かない……」

9月になると、模試の結果に一喜一憂する受験生が増えてきます。

しかし、ここで知っておいてほしいことがあります。

9月の模試の点数だけで、本試験の合否を決めつける必要はありません。

もちろん高得点なら自信になります。

逆に、思ったより点数が低ければ不安になるでしょう。

でも、本当に重要なのは、

「模試で何点だったか」ではなく、「模試から何を修正したか」

です。

この記事では、行政書士試験の9月以降の模試を、単なる「点数確認」で終わらせず、合格につなげるための分析方法を解説します。


1.9月の模試で「何点なら合格圏」なのか?

まず、多くの受験生が気になるのがこれでしょう。

「9月の模試で180点あれば大丈夫?」

「160点しか取れなかったら危険?」

結論から言えば、

9月の模試の点数だけで、本試験の合否を断定することはできません。

行政書士試験は本試験の問題との相性や、その年の難易度、記述式の得点などによって結果が変わります。

そのため、

「模試で180点だったから絶対合格」

でもなければ、

「150点だったからもう無理」

でもありません。

むしろ9月の模試は、

現在地を確認するための診断テスト

と考えるべきです。


2.模試は「順位」より「弱点」を見る

模試を受けると、

「全国○位」

「上位○%」

「A判定」

などが気になります。

もちろん参考にはなります。

しかし、合格するために本当に必要なのは、

「自分はどこで点を落としているのか?」

を知ることです。

例えば、

行政法で20問中10問落とした。

民法で5問落とした。

一般知識等で大きく失点した。

という結果なら、

「自分は行政法をもっと勉強しなければいけない」

という判断ができます。

つまり模試は、

順位表ではなく、自分専用の弱点診断表

として使うのです。


3.間違えた問題を4種類に分類する

模試の復習では、間違えた問題を全部同じ扱いにしないことが重要です。

私は次の4つに分類することをおすすめします。

① 知識がなかった

そもそも知らなかった問題。

→ テキスト・条文に戻る。

② 知識はあったが忘れていた

以前は知っていたのに出てこなかった問題。

→ 繰り返し復習する。

③ 迷って間違えた

2択まで絞ったけれど、最後に間違えた問題。

→ 選択肢の比較を徹底する。

④ ケアレスミス

読み間違い、勘違い、マークミスなど。

→ 原因を明確にする。

この分類をするだけでも、復習の質が大きく変わります。


4.実は「迷って間違えた問題」が重要

特に注目してほしいのが、

「2択まで絞ったのに間違えた問題」

です。

これは、

「全く分からない」

とは違います。

つまり、あと一歩で正解できる可能性があります。

例えば、

「AとBで迷った」

のであれば、

なぜBを選んだのか?

Aが正しい根拠は何だったのか?

Bが間違いになる決定的な部分はどこだったのか?

ここまで分析してください。

この作業を繰り返すことで、問題文を読んだときの判断力が上がっていきます。


5.「正解した問題」も全部安心してはいけない

模試で正解した問題を見ると、

「これはOK」

と終わらせてしまいます。

しかし、実はここにも落とし穴があります。

「たまたま正解した問題」

が含まれているからです。

例えば、

「AとBで迷ったけど、たまたまBを選んで正解した」

という問題。

これは、

「正解」ではあるけれど「得点源として安定している」とは限りません。

そこで模試の復習では、

◎ 自信を持って正解

△ 迷って正解

× 間違えた

の3段階に分けることをおすすめします。

「△」の問題は、実は非常に価値のある復習対象です。


6.模試の点数を「本試験の点数」に変える

模試を受けた目的は、

「点数を確認すること」

ではありません。

「本試験で取れる点数を増やすこと」

です。

例えば模試で、

  • 何となく正解した問題
  • 2択で迷った問題
  • 毎回間違える問題
  • 条文を勘違いしていた問題

が見つかったとします。

これらを復習して、

「次は確実に取れる」

という問題に変えていく。

すると、

模試150点

復習

弱点発見

修正

次の模試160点

さらに修正

本試験で得点

という流れができます。

これが模試の正しい使い方です。


7.9月からは「失点分析」を始める

ここから本試験まで、ぜひ自分の失点を記録してください。

例えば、

科目失点原因
憲法2知識不足
行政法8条文・判例
民法5迷って誤答
商法・会社法4知識不足
基礎法学1読み違い
一般知識等5知識・文章理解

このようにすると、

「自分は行政法が弱い」

という感覚だけではなく、

「行政法のどこで失点しているのか」

まで見えるようになります。

これが直前期には非常に重要です。


8.「あと何点取れるか」で考える

ここからは、

「何点失ったか」

だけではなく、

「あと何点取れるか」

を考えてください。

例えば、

模試で間違えた20問のうち、

「全く分からない」

問題が5問。

「忘れていた」

問題が5問。

「迷って間違えた」

問題が7問。

「ケアレスミス」

が3問。

だったとします。

この場合、20問すべてを完璧にする必要はありません。

まず、

「忘れていた5問」

「迷って間違えた7問」

「ケアレスミス3問」

を改善する。

これだけでも、大きな得点アップにつながる可能性があります。

つまり、

「弱点を全部なくす」のではなく、「取れる点を取り戻す」

という考え方です。


9.模試でE判定でも、ここからやるべきことはある

模試の判定が悪かったとき、

「自分には無理なのでは……」

と思うことがあります。

しかし、そこで勉強を止めてしまうことが一番危険です。

むしろ、

「なぜ点数が取れなかったのか」

を分析するチャンスです。

例えば、

行政法の基本問題を落としている。

復習する。

同じ論点の過去問を解く。

再度確認する。

このように、具体的な行動に変えていきましょう。

「E判定だった」

という事実そのものより、

「E判定を見て何を変えたか」

のほうが重要です。


10.逆に、模試で高得点でも油断しない

反対に、9月の模試で高得点を取った人も注意が必要です。

「もう大丈夫」

と思って勉強量を落としてしまうと、知識は忘れていきます。

行政書士試験は、

本試験当日に得点できること

がすべてです。

だから、

「模試で高得点だった」

ではなく、

「なぜ高得点を取れたのか?」

を分析してください。

そして、

「この状態を本試験まで維持する」

ことを考えましょう。


11.9月以降の模試復習は「当日より復習」が重要

模試を受けた日は疲れます。

だから、

「今日はもういいや」

となってしまいます。

しかし、模試で最も価値があるのは、

受験後の復習です。

おすすめは、

STEP1

まず自己採点する

STEP2

間違えた問題を確認する

STEP3

迷って正解した問題を確認する

STEP4

原因を4分類する

STEP5

テキスト・条文に戻る

STEP6

数日後にもう一度解く

ここまでやって初めて、模試が「得点アップの教材」になります。


12.9月から本試験までにやるべきこと

これからの時期は、

「新しいことを増やす」より「今までの知識を得点に変える」

ことを意識してください。

特に、

  • 過去問
  • 模試の復習
  • 間違えた問題
  • 迷った問題
  • 条文
  • 重要判例
  • 記述式
  • 一般知識等の確認

をバランスよく進めます。

そして、

「できない問題」

を見つけたら、

落ち込むのではなく、

「ここが、これから伸ばせる点数だ」

と考えてください。


13.模試で一番やってはいけないこと

それは、

点数だけを見て一喜一憂することです。

180点だった。

喜ぶ。

150点だった。

落ち込む。

これでは模試を十分に活用できていません。

見るべきなのは、

「なぜこの点数だったのか?」

そして、

「次は何点上げられるのか?」

です。

模試は合格発表ではありません。

本試験までに自分を修正するための材料です。


まとめ|9月の模試は「合否判定」ではなく「合格への診断書」

9月の模試で、

「思ったより点数が低かった」

としても、そこで終わりではありません。

むしろ、

「どこを直せば点数が上がるのか」が見えた

と考えてください。

そして高得点だったとしても、

「もう大丈夫」

ではありません。

本試験まで、その力を維持する必要があります。

模試で重要なのは、

点数ではなく、失点の中身。

さらに、

失点の原因を分析し、次に同じ失点をしないこと。

これが、9月以降の模試の最大の目的です。


最後に

行政書士試験の直前期になると、どうしても周囲の点数が気になります。

SNSを見れば、

「模試で200点!」

「合格圏に入りました!」

という投稿も目に入ります。

でも、あなたが見るべき数字は他人の点数ではありません。

あなた自身の「あと何点取れるか」です。

模試で間違えた1問。

迷って落とした1問。

忘れていた1つの知識。

それを一つずつ取り戻していきましょう。

9月からでも、まだ伸ばせます。

そして、本当に大切なのは、

「模試で何点だったか」ではなく、「本試験で何点取れたか」。

今日の模試の失点を、明日の得点に変えてください。

本試験まで、一歩ずつ積み上げていきましょう。

本日は以上です。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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